[iOS6]アプリから画像が保存できなくなった時はプライバシー設定を見直そう


先日からiOS6が公開されました。みなさまはもうアップデートされましたでしょうか?

このアップデート後から、Zen BrushやAR Missileで画像が保存できなくなってしまった、というお問い合わせをいただいております。

この原因はiOS6から導入されたプライバシーという設定にあります。今回はその解決策をご紹介したいと思います。

プライバシー設定とは

iOS6から設定画面の中にプライバシーという項目が追加されました。これは、カレンダーや写真といったiPhone内のデータへのアクセスを、アプリごとに許可するかどうか設定できる機能です。

保存ができなくなってしまう原因

Zen BrushやAR Miislleはカメラロールに画像の保存を行う機能を持っています。そのため、iOS6にアップデートしてから最初に画像の保存を行うと、以下の確認ダイアログがログが表示されます。

ここで、「許可しない」を選んだ場合以下のメッセージが表示されます。

以降、何度保存を試しても同様のメッセージが表示され、画像の保存を行うことができなくなってしまいます。

解決策

この状態から再び画像を保存できるようにするためには、手動で設定を変更する必要があります。以下、その方法をご説明します。

まずは設定アプリを開きます。

設定の中にある「プライバシー」をタップします。

プライバシーの中から「写真」を選択します。

すると、写真に対してアクセスを要求したアプリの一覧が表示されます。

ここがオフになっていると画像の保存はできませんので、画像を保存したいアプリの設定をオンに変更します。

再びアプリを起動して保存を試してみて下さい。以降、正常に保存できるようになるはずです。

おわりに

この設定は当社のアプリだけでなく、すべてのアプリに共通する話です。もし他のアプリでも画像の保存ができなくなった、カレンダーが表示できなくなった、などということがありましたら、プライバシーの設定を見直してみて下さい。

それではまた!