小さい文字や絵などを描く場合、スタイラスの方が描きやすいという方も多いと思います。市販の刺繍糸を使用し、iPad / iPhone 用のスタイラスペンを自作してみました。
※掲載されている内容を元に作成する場合は、全て自己責任でお願い致します。
※使用している刺繍糸は、カラーによって反応具合が異なる場合があるようです。
今回は
317番のカラーを使用しました。
刺繍糸を適度な長さにカットし、折り返すように束ねます。
今回は約145㎝の刺繍糸を半分に折り曲げながら、束ねました。
同じ刺繍糸で、中央を結びます。
結ぶ刺繍糸は同じ素材のものが好ましいです。
結び目の余分な糸は、はさみでカットします。
結んだ側が鉛筆ホルダの中に入り、電気が通るようになります。
結んでいない側が筆先となります。
ドライヤーを使用し、熱収縮チューブを収縮させます。
熱収縮チューブを使用する理由は、
筆の補助部分となる収縮チューブを残し、マスキングテープを巻きます。
鉛筆ホルダに固定できる太さになるまで巻きます。
※マスキングテープ以外のテープでも問題ありません。
はさみで筆先をカットします。実際にiPhoneに触れ、感度をチェックしながら適度な長さにカットして行きます。カットしすぎると、触れている面積が少なくなり、反応しづらくなります。
筆のカット例:筆形状 | 描いた時の形状 | |
① | ||
② | ||
筆先の形状は②のような形状がおすすめです。 この場合、①よりも先端が見やすくなります。 |
ブラシタイプのスタイラスは、スポンジやゴムのものと比べ、抵抗が無く柔らかい描き心地です。好みにあったブラシをいろいろ作ってみるのも楽しいと思います。